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無料で中古ピアノの処分をうたう業者から高額請求トラブル

不用品回収の高額請求トラブル

無料で中古ピアノを回収します」または、「不用品を廃棄します」をうたう業者からの高額請求トラブルが増えています。依頼する際は、処分費用や料金をよく確かめるようご注意ください。

あとからピアノの処分費を請求されても支払う必要はありません

そもそも業者の行為自体が法的に正当なものではありません。国民生活センターに多く寄せられているケースではほとんどが法的に不当なものであるため、請求を迫られても代金を支払う必要はないのです。

不用品や中古ピアノの回収業者に依頼する場合、「無料で廃棄処分と運搬を依頼するという役務を提供する契約をしている」ものであり、その前提でお客さん(消費者)との間に合意が成立しているのです。履行に着手している以上は有料の請求を行うことは認められません。

払ってしまった後でもクーリングオフが可能です

もしも料金を支払ってしまった後でも、クーリングオフをすることができます。これは、特定商取引法上の訪問販売にあたりますので、有料とは知らずに支払ってしまったあとからでもお金を取り戻すことができるかもしれません。取り戻すことが困難な場合もありますので、高額な請求をされても支払いは拒否することが1番です。

無許可の場合は処分業者の営業自体が違法である

通常のピアノ処分業者は許可を得た上で営業を行っております。一般家庭から出る廃棄物を有料で収集・運搬するには、廃棄物処理法により一般廃棄物収集運搬業の許可か、もしくは市町村長の委託が必要になります。

高額な請求をするような業者の場合、営業許可は得られません。業者が料金を請求してきた時点で、違法行為をおこなっていることになります。
無許可で行っている業者が原因の、不法投棄不適切処理不適切な管理による火災、などが発生した事例があります。

これらの行為は古物商の営業とは違います。古物商の許可を持っている業者が、古物の買取・交換をおこなうことは認められています。運搬及び処分の費用を受領する形での営業が認めらませんのでご注意ください。

トラブルを避けるには安全な買取り業者

「あとから高額請求がきた」といったトラブルを避けるためには安全な業者に依頼するのが一番です。
また、処分費用が無料になる場合や買い取ってもらえることもあります。無料一括査定サービスを利用すれば一度の依頼で複数社の見積りを比較検討できます。
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ピアノの買取り・処分をする際は無料査定を利用して安全お得な計画を立てましょう。